ペットとカフェ&ホテルで過ごす至福。南欧リゾート気分でプライベートな休日を/ポルトメゾン ルームス(南房総市)

公開日: 2018年09月27日

一年を通して比較的温暖な安房地域の中でも、南房総市千倉町は特に温暖な気候。青く輝く海と素朴で静かな漁師町の雰囲気は、千倉を訪れた海外旅行客から「シチリアなど南欧のリゾートを連想させる」という声を聞くことも。


そんな千倉町に、南欧リゾートを思わせるカフェレストラン&ホテルがあります。ペット同伴でカフェもホテルも利用できるということでも知られているそのお店は、ポルトメゾン ルームス。千倉の海辺で、愛するペットとともに最上級のプライベートタイムが過ごせるこの空間をご紹介します。


千倉の青空がよく似合う洗練された佇まい



ポルトメゾン ルームスのはちみつ色の壁に白の窓枠がアクセントの小さな建物は、青空によく映えます。著名な建築家のデザインの、目立ちすぎない素朴で洗練された佇まいは、南欧リゾートを彷彿とさせます。



中に入ってみると、よく使い込まれた床板が広がる、外観で感じたよりも明るく大きな空間が。「おすすめの席はこちらです」と笑顔で案内してくれたのは、今回お話をお聞きするオーナーの仲川さん。


案内されたのは元は外のテラスだったというインドアテラス。天井の代わりに白いテント生地が張ってあり、大きな白いソファにこれはまた大きな木製のテーブル。屋内なのに不思議と広がりを感じる空間です。カフェ全体も白が基調ですが目にまぶしい白ではなく、ナチュラルな風合いの白なので木製の床板ともなじみ、上品で味のあるフレンチカントリーといった雰囲気。



ペット同伴OKに加え、看板犬ならぬ看板猫がいるのもポルトメゾン ルームスの特徴。ただ、お客様をお出迎えというよりは快適な場所をシェアしているだけ、といった風情で自由にくつろぐ猫たちは、洗練されたこの空間にとても似合っています。また、店内は猫が何匹もいるとは思えない清潔感で、動物が苦手な人も気になりません。


ペットウェルカムのB&B



「家族経営で小さいけどペンションよりもプライベート感のある宿泊施設がいいなと思って。ヨーロッパのB&B(注)みたいなイメージでね。ここに来て逆に疲れるなんてことのない場所にしたかった」。カフェ内のテーブル配置も、それぞれが近すぎず、プライベートな空間をつくり出しています。

(編集部注:B&Bとは、ベッド・アンド・ブレックファストという意味。ヨーロッパを中心として多くみられる小規模宿泊施設のスタイル)


「カフェやホテルでペット同伴もヨーロッパではわりと当たり前。ウチはオープンからずっとペット同伴OKだけど、ほかではあまりなかったんじゃないかな。宿泊の希望が多くて、ひと部屋だけだったのがだんだん増えて、結局全室ペットOKになっちゃって(笑)。今はお客さんの8割くらいがペットと一緒に来てくれますね」。



ポルトメゾン ルームスのオープンは1996年。今から20年以上も前に、こんなペットフレンドリーなお店があったことに驚きました。宿泊希望が多くなるのもうなずけますね。


ホテルでは朝食をカフェでとれるようになっていて、カフェ利用のみでも朝8時から充実したぜいたくモーニングが楽しめます。別荘も多い千倉の町では、モーニングが食べられる貴重なカフェとして重宝されているそうです。


高いポテンシャルを秘めた千倉の町

仲川さんは千倉の出身で若いころは都内で広告関係の仕事をし、千倉にUターンしてからも広告関係の仕事を続け、その関係で写真家・浅井慎平氏に出会います。そして、海岸美術館立ち上げにかかわるうちに千倉の持つ高いポテンシャルに気づいたそうです。



「完全な観光地も活気があっていいのかもしれないけれど、それだけでは本来の千倉の海の魅力が失われるのでは」と考えた仲川さんは、カフェのある宿泊施設のオープンを決意。


同じ千倉の老舗Sand CAFÉ(サンドカフェ)の込山さんとは旧知の仲。「込山さんはカフェで、僕はカフェ&ホテルで、千倉の良さを発信しようと思ったんだよね」。


伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨールも愛した場所

そんな千倉の高いポテンシャルを証明するのがポルトメゾン ルームスのお客さんたち。東京で活躍しながら休日は千倉で過ごす常連さんが多い中、特に有名な人物が。


その人は、映画グランブルーのモデルにもなった伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨール氏。親日家の彼は館山に別荘を持っていたそうですが、千倉とポルトメゾン ルームスが気に入り、かなり通っていたのだとか。さらには、メニューや内装デザインにもアドバイスをくれたそうで、ここがどれほどお気に入りだったのかがうかがえます。



メニューにある「カフェオレマイヨール」は彼のレシピ。飲む直前に自分でエスプレッソとミルクを同時に注ぎ、ハチミツで甘みをつけるというもの。空気を含ませることでそれぞれの香りが豊かになり、ハチミツの甘みと香りにベストマッチ。のんびりゆったりとした気分にさせてくれる一杯でした。



ポルトメゾン ルームスを「ただ過ごす場所、として使ってもらえたら嬉しい」と語ってくれた仲川さん。「テーブルはわざと大きく作ってあるから、気兼ねなくプライベートな時間を、ただ過ごしてもらいたいな。こんな大きな席ふたりで使っちゃっていいんですか?なんて聞くお客さんもいるけど(笑)。おいしいものを食べて、ペットやウチの猫と遊んだりして、ただゆったりのんびりして、帰ってほしいと思います」。


海外のリゾートに来たかのような雰囲気で、急がずゆったりのんびりと、好きな相手やペットと、ただ過ごす。そうすれば、唯一無二の贅沢でプライベートな休日になることは、間違いありません。


【店舗情報】

店舗名:ポルトメゾン ルームス

営業時間:8:00~22:00(LO21:00)(カフェ)

定休日:不定休

所在地:千葉県南房総市千倉町川口301

駐車場:5台

Web:http://www.portomaison.com/

TEL:0470-43-1008

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