ママもパパも、子どもも楽しい! いちじく狩りで五感フル活用しよう/館山パイオニアファーム&T・P・F(館山市)

公開日: 2018年10月01日

ここ館山パイオニアファームの「いちじく狩り」体験に訪れたのは、都内に住む篠原さん夫妻&櫂(かい)くん(1歳10ヶ月)。そして、篠原さんファミリーと家族ぐるみのつき合いという高橋さん夫妻&大希(だいき)くん(2歳3ヶ月)。働くママでもある篠原智美さんと高橋英子さんは、「旅する育児プロジェクト」という取り組みを立ち上げたばかり。3歳くらいまでの子どもを持つ都会のママたちに向けて、「“非日常体験を通じて子供の生きるチカラを育む”地方への旅と体験を提案」すべく、活動中です。そのひとつのスタイルが、同じ地域へ旅をすること。小さな子どもを連れて毎回「初めまして」の土地へ行くよりも、双方にとってストレス少なく最大限楽しめるのでは、と考え、館山を訪れたそうです。


今回は、そんな篠原さんたちの“子連れで体験してみた”に密着してきました!


思わず声を出してしまうおいしさ! いちじくの試食からスタート


まずはいちじくが実るハウスの前で、品種の説明や食べ頃のサイン、収穫のしかたを館山パイオニアファームの齊藤さんが説明してくれました。


広い敷地内で子どもたちがあっちへうろうろ、こっちへうろうろと動き回るなか登場したのは、スーパーでも見かける赤いいちじくの桝井(ますい)ドーフィン。そして、表面が緑色のバナーネ。早速試食した篠原さんたちから「おいしい!」「甘い!」との声が口々に聞こえてきました。私も試食させてもらったのですが、なかなか手を出せず…。実は私、生のいちじくは食べず嫌いだったのです。何度か食べたことはあるけれど、おいしいという記憶は残っていません。ところが、この桝井ドーフィンはさっぱりした甘さ、バナーネは濃厚で強い甘み。とってもおいしくて、篠原さんたちの密着取材でありながら、自分自身のいちじくの印象が覆るほどの強烈な体験をする日になりました。



さっきまで動き回っていた子どもたちも、黙々といちじくを頬張り、「もう一つ食べる?」の問いかけに頷いたり、あーんと口を開けて待っていたり。その様子を、嬉しそうに齊藤さんが見守っています。


お尻が割れた、完熟いちじくを探せ!


いよいよハウスの中に入って収穫ですが、その前に手袋とアームカバーを受け取ります。手袋をするのは、人によっていちじくの白い液で手がかゆくなることがあるから。大希くんは大人用手袋をして、早く中に入りたい様子。もちろん、子ども用手袋もあります。


最初は齊藤さんと一緒に、お尻が割れた完熟のいちじくを探して、付け根からゆっくりと実を持ち上げて収穫します。あとは、宝探しゲームのように、自分たちで食べごろのいちじくを探して収穫。



表面に線が入っているような「見た目が悪くなったものがおいしい」と齊藤さん。いちじくは葉の付け根ごとに実がつき、下から順に熟していきます。上のほうになっているものは、11月ごろに収穫できるそうです。その説明を聞きながら、「へ~」「ほんとだ! 付け根ごとに実がなっている」と感心と驚きの声を挙げる大人たち。


子どもたちが、「木に生る実の中から自分がほしい実を探し回り、もぎとる手応えに大満足な表情をしていました!」と話すのは篠原さん。大人でも知らなかったいちじくの知識と完熟の味。2歳の彼らにどんなふうに吸収され、残っていくのでしょうか。



桝井ドーフィンとバナーネをあわせて1人5個ずつ、自分たちで選んで収穫しました。子どもたちが手を伸ばすのは、まだお尻が割れていない、見た目がきれいなものでした。もしかしたら、普段お店に並んでいる見た目の美しいいちじくを、見慣れているからかもしれません。その様子を見ていた篠原さんは、こういった本物にふれる事の大切さをとても実感したと言います。


併設のスイーツショップT・P・Fで休憩


ビニールハウスの横には、パラソルとテーブルとイスが並んだ休憩スペース、その横にスイーツショップT・P・F(ティーピーエフ)があります。入口にある水道で手を洗い、クーラーのきいたT・P・Fに入りました。8月中旬のこの日、太陽の下で汗をかいた篠原さん&高橋さん一家。すかさず、代表の齊藤拓朗さんがよく冷えた水を出してくれて、喉を潤すことができました。


店内では、いちじくパフェ、アイスクリーム、パウンドケーキなどのスイーツやドリンクを堪能することができます。アイスクリームには酪農発祥の地である南房総の牛乳を、パウンドケーキには地元の卵を使用。店内にある観光情報コーナーのパンフレット量を見ても、拓朗さんの地元愛が感じられます。ちなみに、いちじく狩り以外の方でも、T・P・Fを利用することができますよ。


子どもを持つママたちが選んだいちじく狩り体験

とにかく走りたい! 広い通路で子どもものびのび

“スーパーに売っているいちじく”ではなく、“木になっているいちじく”を見て触って香りを感じ、自分で収穫したものを味わう。「五感をフル活用したこの体験は、都会で生まれ育つ子どもたちにとってきっと大きな糧になる」と篠原さん。自身が主宰する「旅する育児プロジェクト」目線としても、「2~3歳は体験を重ねるほど今後の好奇心ややる気が育つ時期といわれています。記憶に残らなくても、連れて行くことに意味があると思います」と言います。


こういった本物にふれることの大切さを実感するママたちですが、3歳以下の子連れ旅はそれだけで大冒険。「同じ地域への旅なら、季節を変えて訪れることによって違う体験ができます。しかも通うごとに土地に慣れて人とのつながりも増えていくので、子連れでも旅がどんどん身近になり、非日常体験に積極的に関われるようになると思うんです」。初めての場所もよいけれど、特定の地域に通うスタイルを取り入れてみるのも「旅する育児プロジェクト」にマッチすると考えているそうです。


ハード面では、トイレや手洗い場、一息つける場所がすぐ近くにあって、しかもきれい。小さな子どもを連れていると「あるといいな」が増えますが、ここはそんなニーズにも沿った場所。ママやパパが安心できて子どもも楽しい、館山パイオニアファームのいちじく狩りは、そんな体験でもあるのです。



【店舗情報】
店舗名:いちじくスイーツショップT・P・F(ティーピーエフ)
営業時間:10:00~16:00(L.O 15:30)
定休日:水・木(臨時休業あり)※いちじく狩り期間は木曜のみ定休
所在地:千葉県館山市正木441※カーナビ検索は館山市正木423
駐車場:あり
Web:http://www.pioneer-farm.jp/
TEL:090-2459-1094

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