泳げなくても大丈夫だった! シーカヤックでプチ冒険/パドリング アーキペラゴ(南房総市)

公開日: 2018年08月06日

シーカヤックをご存知ですか? 小さなボートのようなものに1人もしくは2人で乗ってパドルで漕ぐマリンスポーツです。安房地域の海岸でも見かける機会が増えてきて気になっていたものの、私のイメージはシーカヤック=不安定。カヤックごとひっくり返って海へ放り出されたらどうしよう…だって私、泳げないんです! というわけで、「気になるけどなんとなくハードルが高い」さらには「泳げないからムリかも」という方のためにも、泳げない私が身を挺して体験してきました! 


ラッシュガードの下は水着。足元はマリンシューズ。転覆して全身濡れてもOK! 


浜でパドリングの仕方を教わり不安解消


期待と不安が入り混じる中、シーカヤック体験をしてきたのは、蝉の声と風がそよぐさわやかな陽気の日。「パドリング アーキペラゴ」代表のシーカヤックガイド・嶋﨑亮介さん曰く、内房(東京湾側)の海は波が穏やかで初心者向きとのこと。その中でもこの日は最高のコンディションということで、私ったらすごくラッキー!



カヤックごと転覆するのか、泳げなくても大丈夫かをうかがうと、「転覆する方はそんなに多くないですね。特に女性は上半身が軽いのでひっくり返りにくいんです。それにライフジャケットをつけているから泳げなくても大丈夫!」とのことで、女性でヨカッタ…! あ、でも男性でも転覆することはあまりないそうですよ。それでもいざというときのため転覆した時の対処法や漕ぎ方などを一通り教わります。


海のアクティビティガイドは、根っからのスポコン系で熱血タイプをイメージしていた私。嶋﨑さんは、不安要素をひとつずつていねいに取り去ってくれる、穏やかさときめ細やかさを持ち合わせた方です。


いざ海へ!


じつはシーカヤックって荷物をたくさん積めるんです。 前後の黒い円の中に、ミニBBQグリルや炭、食材、さらに鍋なども入れて出発


陸上景色のその先へ、プチ冒険の旅


不安定になることもなく、スーッっと漕ぎ出すことができ安堵。それとともに、想像以上に静かに進むシーカヤックはほかの艇(てい)に乗っている人と、普通のトーンで話すことができるのも意外でした。横に腕をのばせばすぐ水面。暑い日差しの下、手を浸すとヒンヤリしてさわやか。



ガイドの嶋﨑さんは、北欧を中心に世界をシーカヤックで巡る旅人でもあります。アイルランド半島3000kmとか、グリーンランド西海岸2000kmとか、とにかくスケールが壮大(詳しくは体験ページのホストプロフィールを参照!)。魅力はだれもが行ける場所でないところを旅できること。冒険旅ツールとして、シーカヤックがあるのだそう。


透明度が高く底まで見える南房総の海を漕ぎ進めながら、“シーカヤックの中にキャンプ道具を積み込み旅をする話”をうかがっていたら、岩がゴツゴツとした入り江が広がってきました。


陸上からはアクセスしづらいビーチで外ランチと岬を探検


入り江の奥へ進むと、フワーッと磯の香りが鼻を抜けビーチが。上陸し、“そとごはん”をいただくことに。アシスタントガイドでもある奥様の琳子(りんこ)さんがスキレットを用い炭火でランチの支度(一日コースのみの提供、半日コースにランチはつきません)。その間、嶋﨑さんのナビで、岩場をよじ登りながら見晴らしのいい場所へ探検に出発。


陸上からはアクセスしづらいビーチの磯でランチ作り中 

まさかシーカヤック体験で、岬の探検までできるとは驚きです! 「岩から海へダイブする方もいる」という透明度抜群の海と、汗ばんだ肌をなでる潮風。果てしなく続くパノラマが広がり、海を堪能。


遊んでいる間にランチが完成!


ホットサンドはバナナとトロトロチーズがin。スキレットで作ったオムレツもフワッとして 

ビーチで火を焚きその場で“手作り熱々ランチ”がいただけるなんて、サイコー! シーカヤック旅の思い出エピソードをうかがったり、おしゃべりもはずんで、正直帰りたくない。プチトリップでもこの幸せ感。 



海と一体化、自らのペースで進む優雅な海上旅


ランチのあとは、再びゆっくりシーカヤックを漕いで無事に帰還。出発した場所へ到着しました。ほぼ濡れることもなく、もちろん転覆もせず、優雅な海上旅を満喫しました。出発前の不安感なんてどこにいった…? また海と一体化した爽快感をあじわいたい、砂浜で“そとごはん”が食べたい。


おふたりの出会いのきっかけはシーカヤックという、ガイドの嶋﨑さんとアシスタントガイドの琳子さん

「パドリング アーキペラゴ」さんのシーカヤック体験は、風や波のコンディションによって当日の集合場所が変更になります。ということは、また違った冒険ができるということ。この旅、 ハマりそうな予感です。

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