海を遊び倒すキャンプへ! 南房総・館山のおすすめキャンプ場を一挙紹介

公開日: 2019年05月21日

南房総・館山のキャンプのいちばんの魅力は何か。それはズバリ、キャンプしながら海も楽しめること。都内からたったの1時間半から2時間のドライブで、海を感じながらテントで過ごす休日が手に入ります。


そのアクセスとロケーションのよさから、大型連休や夏休みといったハイシーズンは、このエリアのキャンプ場は空きが見つからないほど人気。早め早めの予約が肝心ですが、キャンプ場に関してはホテルや宿のようには情報が多くなく、なかなか決めきれない人もいるかもしれません。


そんな方の一助になればと、ローカルでありキャンプ好きな筆者が、独断と偏見で決めた「館山・南房総のキャンプ場、おすすめはココ!」をお伝えしたいと思います。


第一回は「海編」です!


白浜フラワーパーク:居心地のよさがバツグン


言わずと知れた、大人気のオシャレキャンプ場、「白浜フラワーパーク」。一般サイトのほかに選択肢が多いのも魅力。ビーチが区画になったサイト「Beach Lounge」、海の真横の芝生のビーチを貸し切れる「Private Beach」、あるいはコテージ泊など、キャンプする顔ぶれによってサイト選びが可能です。


フラワーパークが人気の最大の理由…それはおそらく「いつも何かが起こっていること」。今年で10周年になる「あわのネ」という野外音楽フェスは常に大盛況だし、昨年の夏には「ナイトプール&音楽ライブ」企画、今年の大型連休にはアウトドア用品のフリーマーケットやクラフトワークショップなど、毎日イベントが催されていました。面白いことにアンテナを張り、すぐに行動するという繰り返しが行われている印象があります。管理人・ヨネくんのセンスと実行力、フラワーパークへの愛情のなせるワザでしょう。


そんなフラワーパークは、やっぱりいるだけで居心地がよい。トイレはワークショップ形式でアースバック(土のう)で手作りされ、ビーチ区画も実はスタッフが地道に開墾して広げてできた区画。チェックイン時にもらう手作りの木の案内や、キャンプ場内の看板一つとっても“おもしろい&楽しいものしかいらない”ようなポリシーが感じられます。


白浜フラワーパーク

千葉県南房総市白浜町根本1454-37

TEL:0470-38-3555


大房岬キャンプ場:安い&イベントが豊富


館山のすぐ北に位置する「大房岬自然公園」内にあるキャンプ場。林に囲まれたフリーサイトのキャンプ場がふたつありますが、県営だったころからの名残で、1張620円(2019年10月1日より630円)という安さが魅力の一つです。炊事場や焚き火場、テーブルなどの設備はしっかり整っています。レンタル品も豊富。公園内にあるビーチまでは徒歩10分、プライベートビーチのようなひっそりとした穴場です(遊泳はできません)。


キャンプに出かけるとき、ほかに何か体験できないかな?と考える人も多いことでしょう。この大房岬はテレビなどの撮影にもしばしば使われるような絶景を多く有する場所。そこを巡るのも大きな楽しみになりそうです。


また、この公園内にはビジターセンターと大房岬自然の家があり、土日を中心に様々なイベントが企画されています。それもそのはず、この大房岬自然公園を委託管理しているのは「千葉自然学校」という自然体験のプロ。行く前にサイトでイベントをチェックしてみてください!


大房岬キャンプ場(大房岬自然公園内)

千葉県南房総市富浦町多田良1212-29

TEL:0470-33-4551

※こちらの記事もご参考までに。
●ドラマティックでダイナミック。大きな景色に会いたくなったら/大房岬自然公園 (南房総市)


根本マリンキャンプ場:極限まで海に近い! というか海

引用:南房総市

夏休みの期間限定(7月中旬~8月中旬)で忽然と現れる、根本マリンキャンプ場。このキャンプ場、なんと海水浴場内にあるのです!


3800坪の広い敷地に車を乗り入れ、テントを張ったらさっそく海遊び。シュノーケリングや磯遊び、干潮時にのみ現れる「御神根島(おがみねじま)」までのお散歩など、海遊び好きにはたまりません。


しかしさすがは外房(そとぼう)、根本のあたりはいつ来ても波が比較的高いです。海水浴場のオープン期間は、常駐のライフセーバーに危険な場所を聞いておくのがよいでしょう。


このあたりが房総半島の最南端部になるのですが、「南国感・異国感」もまたもっとも強い気がします。洲崎(すのさき)半島から南下して、平砂浦、フラワーパークを通って根本あたりまでは、人工物が少なく、砂地の海岸線を望みながら走るドライブにぴったりのルート。半島って島だな、と妙に納得してしまいます。最果てムードもぜひお楽しみください。


根本マリンキャンプ場

千葉県南房総市白浜町根本無番地(根本海岸)

TEL:0470-38-4954(キャンプ場開設時のみ使用可能)


人魚の湯 オートキャンプ場:海キャンプ初心者におすすめ!


館山の市街地に位置し、海紅荘という民宿が敷地内で運営するキャンプ場。電源つきのサイトと一般のサイトがあり、どちらも車を乗り入れられます。目の前には、磯場と砂浜を有する大賀海岸が広がっており、海とサイトとを自由に行き来できるロケーションが魅力。


大自然でのキャンプは初心者には夜暗すぎたり、買い物ができないので困ったりといった不安があるかもしれません。その点、こちらのキャンプ場は徒歩1分のところにコンビニがあるし、民宿に隣接しているので何かあったときにも安心。キャンプデビューにちょうどよさそうです。


人魚の湯 オートキャンプ場

千葉県館山市大賀85-1

TEL:0470-23-1212


お台場海浜庭園:絶景すぎる! … が、上級向け


房総半島の最西端・洲崎(すのさき)。観光スポットの洲埼灯台よりも先に、この民営のキャンプ場「お台場海浜庭園」があります。270度海が見晴らせるという、全国でもおそらく稀有な立地のキャンプ場です。そんな絶景を狙ってテントを張る人と、磯に文字通り横づけしてテントを張って釣りを楽しむ人に分かれそうです。


とはいえ、ここは岬の先端部。潮の流れも、風の強さも半端ではありません。私が泊まった時は、強風でタープが一部壊れ、外でのご飯は諦めて車の中で食べ、テントが吹っ飛びそうな夜を過ごしました…。テントの場所は、その日の風向きをいつもよりシビアに考えて選ぶ必要があります。見晴らしがきくサイトの地面は岩場であることが多いため、鉄製のペグを打つか、張り綱を固定する重しを用意するか、など風対策をいろいろ考えなくてはなりません。また、トイレが1ヶ所しかなく、張る場所によってはかなり遠くなります。


いろいろな意味で上級者向けですが、相当インパクトのあるキャンプ場。刺激的な体験を求める人におすすめします!


お台場海浜庭園

千葉県館山市洲崎908-22

TEL:0470-24-5335


江見吉浦オートキャンプ場:シンプル・イズ・ベスト!? 釣り好きにも!


一本道が海で終わるところにこじんまりと構える、マイナーなキャンプ場。地元の区の方が運営しています。ウェブサイトはなく、事前予約はできないので、直接行って入り口のところにいるスタッフに料金を支払うスタイル(1張3000円、駐車場は1日500円)。キャンプサイトに区画はなく、簡単な炊事場と簡易水洗トイレがあるのみ、というシンプルなキャンプ場です。


最近流行りの“グランピング”(ベッドや明かり、食事までつくような豪華なキャンプ)とは対極のスタイル。波の音を聴き、海と火を眺めるだけというシチュエーションが実はいちばんのぜいたくでは?と、問われるような気がするキャンプ場です。磯場もすぐなので、釣り好きな方にもぴったりです。


■江見吉浦区オートキャンプ場

千葉県鴨川市江見吉浦

TEL: なし


館山・南房総で海が楽しめるキャンプ場はほかにも!

館山サザンビレッジ(旧:館山シーサイドビジッジ)

引用:館山サザンビレッジ

波左間海水浴場まで徒歩で行けます。一時はお化け屋敷プロデューサー監修のおばけ屋敷「臨怪荘」があることで話題になりました。現在、キャンプ場リニューアル中(キャンプはできます)。

館山サザンビレッジ

千葉県館山市波左間153

TEL:080-9219-9651


多田良北浜海岸キャンプ場

引用:南房総市

4月下旬~5月上旬の大型連休と夏休み期間のみオープンする市営のキャンプ場。予約不要とあって、いつも賑わっています。大房岬の付け根に位置します。

多田良北浜海岸キャンプ場

千葉県南房総市富浦町多田良

TEL:0470-28-5307(南房総市観光協会)


南房総に住み始めて、海が暮らしに密着しているのを感じますが、海のあるキャンプ場に泊まると、より海との密着度が増します。夕日に輝く海を見て、夜の海の闇のなかで語らい、潮騒を聴いて眠りにつく。さわやかな朝にはまた海へ。昼だってもちろん海を遊び倒します。そんなことが可能なキャンプ場がここ、南房総・館山には多数あります。


あなたの安房でのキャンプの一日が、過去最高のキャンプになりますように。 


次回は山編をお届けします!

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